反面教師の鑑の手帖

僕みたいになりたくない人に贈る駄文。

22卒 就職活動総括

こんにちは

就活を終えたおたなっとーです。

就活についてまとめ記事を書きたいと思います。

書きやすい文体を選んでいたら敬体と常体が混ざる読みにくい文になってしまったことをお詫び申し上げます。通常は敬体、小項目の中は常体で書いています。

 

もしこれをたまたま目にした方がいて、質問等あれば遠慮なくTwitter @ota710 までDMください。

 

まず私のスペックは、MARCH文系、緩めの体育会主将経験あり、TOEICスコア450(就活では誤魔化し続け1度も言ってない)、保有資格自動車免許のみ、といった典型的な勉強しなかった文系と言う感じです。それを踏まえて読んでいただけると幸いです。

 

アジェンダ(就活で知った用語)

1.結果

2.経過 

3.それぞれの対策

4.反省点

5.まとめ

 

1.結果

36社受験、5社内定です。

落ちた31社の内訳は、

最終面接落ち 6社

二次面接落ち 4社

一次面接落ち 7社

一次GD落ち 1社

ES通過後webテスト落ち 3社

webテスト通貨後ES落ち 2社

ES(webテスト同時も含む)落ち 7社

ES通貨後webテスト受け忘れ(論外) 1社

です。

インフラ、物流、メーカーを中心に受けましたが、所謂一流企業はほぼ面接にすら辿り着けていません。

 

2.経過

20年6月

とりあえず周りに流されて就活を始める。マイナビに登録して、適当な企業にエントリー。一流企業の夏のインターンはMARCHでは厳しい(足切り対象)という噂もあったが、とりあえず大学のキャリアセンターなどに添削してもらいながら有名企業10社ほどにESを提出。当時は現実を知らず、とりあえず街づくりがしたいと考えて大手デベロッパー、大手私鉄に出した。1社を除いて全てES落ち。

ちなみにこのタイミングで自宅で撮影した証明写真を最後まで使い続けた。ケチすぎる。

 

8月

唯一ESの通った1社にGD、面接を受けに行く。GDのやり方など本当に何も調べずに行き無事撃沈。就活は知識と経験が物を言う世界だと知る。

 

9~10月

中弛み期間。本当に何もしていない。ここで手を抜いたのが後々効いてくる。人事をしている部活OBの先輩から、今年の就活もかなり厳しいから滑り止めをしっかり多めに受けておいた方がいいというアドバイスを貰う。そこで自分の興味に近く、就活難易度の比較的低い物流業界に目を向ける。

いま思えば、ここで物流に一気に集中してしまったことが反省の一つである。手を抜かずに、他の業界にもアンテナを張ってイベント等に参加しておけば良かったなと思う。

 

11月~翌1月

完全に視野を狭めてしまった為に物流業界しか見ていなかった。就職四季報で目に付いた企業の冬のワンデーインターンや座談会に行きまくる。ここでインターンに行きまくったことで、早期選考に乗ることが出来た企業も多々ある。

 

2月

一部企業の早期選考がスタート。早々に内々定を得る。東証一部の大手陸運という最低限の保険を得たことで、気持ちに余裕が生まれる。(物流業界に関して言えば大きい会社だからいいということは全くない。)おかげでその後もかなり余裕を持って就活を進めることが出来た。それ以外の企業もインターンのピークを迎え、多く参加する。この頃からバイトのシフトを大幅に減らしてもらうようになった。

 

3月

解禁。就活ルールとは?と言った感じで既に選考が進んでいる企業も多くあったが、新たにエントリーを増やすなどして本格的な就活がスタートする。毎日のように説明会、ESの締切、面接の予定があった。何も無い日はほぼ無く、毎日就活に走り回り深夜までESwebテに追われる日々。と言ってもほぼzoomだったのが救い。

 

4月5月

ESラッシュは終わり、たまのES提出と、週に数回の面接をこなす日々。一時期は面接に慣れすぎて、適当に受けてしまうこともあったが、そういう所は即落とされた。沢山受ける中でポツポツと内々定は出るものの、行きたいなと思えるような所謂一流企業で惜しいと言えるところまで行けたのは1社だけだった。初めは毎日ように送られてくる通過通知やお祈りメールに一喜一憂していたが、どうせ成るようになるわと思い始め、徐々に就活に飽きてくる。

 

6月

残っていた数社の面接を受け終え、就活を終える。

 

3.それぞれの対策

ES、webテスト、GD、面接の行っていた対策を紹介します。

 

ES

基本は、最初に添削して貰ったものを軸に適宜加筆修正してコピペをしていた。

とにかく大切にしたのは2つ。1つは一貫性。就活の軸→志望動機→入ってやりたい事→それを実現するために必要な力を持っているという裏付けエピソード→この経験から就活の軸を得たと言った形を心がけた。

例:

就活の軸

・社会の根底を支えられること

・多くの業界や多くの人と関わること

この2点を満たして仕事が出来るのは物流業界

多くの人と関わりたいという点から営業がしたい

これには部活動で主将をする中で培った人に信頼してもらう力を活かす。また、人に信頼してもらう過程で多くの人と話した結果、多くの人と関わり合う仕事がしたいと思った。

こんな形。

私はこれで31社落ちました。

2つ目は、面接で深堀りされても大丈夫なようにしておくこと。話すエピソードが豊富にある物を選ぶようにした。話を盛ったりする場合は特に。

同じ業界を沢山受ける利点の1つとして、志望動機を一々考えなくていいという点がある。逆にそれをやりすぎて、他業界のESの書き方が分からず手を出せずじまいになってしまった側面がある。

 

webテスト

正直形式とかよく分かってない。青本(史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集)をサラッとやっただけだが、あまり問題はなかった。webテ落ちを100%防ぎたいなら玉手箱専用の問題集などを使ってもうちょっと対策した方がいいと思う。あとは性格テストでは社交的な方を選びまくるだけで通過率が上がった気がする。

また、巷に出回っている回答集などは補助的に使うのはアリかも知れないが、正直あまりアテにしない方がいいように思った。折角くれた友人には申し訳ないが、実際抜けも多いし、いくつか間違いを発見してから使うのをやめた。出処不明なものに自分の将来を預けるのは怖い。

 

GD(グループディスカッション)

1回ほぼ話せずに終わってしまって当たり前に落ちた。とにかく発言しないと話にならないので、発言をすることを心がけた。人の話を聞いて、それを踏まえて自分の意見をきちんと発信するという会話の基本的な力を見られている気がした。これは本当に経験が物を言うので練習が必要な気はする。自分は最後まで練習しなかった。(2勝2敗)

 

面接

基本的には年上の人と楽しくお話が出来れば大丈夫くらいの気持ちでいた。どんだけ完璧にこなしたと思っても落ちる時は落ちるので、落ちたら相性悪かったな~と割り切って置いた方がいいと思う。

他の所でも言えることだが、どうしても行き詰った時や失礼に当たらないか気になった時以外はできる限り就活攻略マニュアルのようなものは見ないようにして、量産型就活生になり過ぎないように気をつけた。

面接の準備は、提出したESの確認、企業HP(プレスリリース、中期経営計画、仕事内容)、業界や企業に関する最近のニュースなどの確認を行った。質問内容はワンキャリアで過去問を見たり、オープンチャットで既に受けた人に聞くなどして情報を得た。

出来ればOB訪問をして話を聞いた上で面接に臨めれば志望動機ややりたい仕事内容をより明確に出来るが、面倒だったので採用ページの社員インタビューを参考にした。

想定される質問に対し、回答を頭の中に用意し、原稿を暗記して話している風にならないよう気をつけながら話す練習を行った。zoomで自分の顔を見ながら練習すると弱点が分かる上、オンライン面接であれば本番も自分の顔を見ながら話せるため同じ状況を作り出せる。

対面で行われることの多かった最終面接では、一人一人の顔を見ながら大きな声で挨拶することを心がけ、ウケの良さそうな人がいればその人に熱心にアピールするのも良い気がした。

また、集団面接で自分より高学歴な人が隣に座っていてビビってしまったのは良くなかった。隣に座れてる時点で学歴の差はある程度突破出来てると思う方が健全。まあ面接官の後輩とかだと贔屓は少なからずあるような気もする。当然いい会社は優秀な人が多いからそういうこと。

 

結果

結果は所謂サイレントという落ちている人には連絡が無いパターンも多々ある。また、通過者には当日~1週間で連絡するが、不採用の場合は倍以上の期間を空けて連絡が来る場合もある。オープンチャットやみん就などを使って他の就活生と合否連絡の状況を共有することは気持ちの整理をつけて就活をスムーズに進める上で非常に役立った。

 

4.反省点

2点あります。就活でも最初にナンバリングするのは大切です。

1.業界絞りすぎた

経過の中でも書いたが、業界を絞りすぎてしまったことは失敗だった。就活の途中で他の業界の待遇を見た時に驚いた。出来ることなら2月くらいからやり直したい、と思った。いくらやりたい事とは言え薄給激務で40年働くのは正直キツい、全国転勤は正直キツい、とか就活しながら改めてどう働くか考える中で考えが変わる事は多々あった。先輩方が言う業界は広く見ておけってこういう事なのかと痛感した。

 

2.最初から自分を過小評価し過ぎてた

バイトや部活の自分の仕事ぶりから仕事が出来ないのは分かっていた。なので、有能が集うような企業で上手くやっていける訳が無いし、面接通るのも無理だろうと考えて受けなかった企業、業界が幾つかあった。また、受けたとしてもどうせ落ちる、という態度が面接で出てしまっていた気がしてならない。あそこを受けていれば受かったとか、上手くやれば受かったとか言うことではないが、最初から自信を持って就活をしておけば、結果今と同じく全て落ちたとしても中途半端な後悔はしなくて済んだかもしれない。過不足のない自己分析が大切。

 

5.まとめ

とりあえず早期に内定を得たことが精神の安定につながり、さほど辛い時期というのはありませんでした。浪人と比較するとしんどさは体感1/5くらいかなと思います。

 

そして最終的に、自分は福利厚生、年間休日、給与で企業を選びました。オープンワークの評価では、やりがいはあまり無いが、安定している。とあり、自分の性格からして間違っていたとは思いません。また、反省点はあったものの、無能な自分の初めての就職活動という点を考えれば、ある程度こんなもんだろうと納得しています。

 

ちなみに所謂就職偏差値はある程度社会からの見られ方が分かるという点では有効だと思いました。信じ過ぎずに、軽く参考にする程度ならいいと思います。掲載ページによって内容もまちまちなので見比べることをオススメします。

 

特にめちゃくちゃサボった訳でもめちゃくちゃ意識高くやったわけでも成功した訳でもない、一般的なやる気の無い大学生の就職活動のリアルを感じていただけていたら幸いです。

 

それでは。

 

 

参考までに使っていた本、アプリ等紹介しておきます。

業界地図(四季報)→こんな業界、こんな会社あるんだねっていうのを知る。

就職四季報(総合版)→細かい待遇や会社の規模、簡単な業績も見ることが出来る。

就職四季報(中小版)→同上

SPI青本→webテ対策。

 

アプリ

マイナビ→情報収集、エントリー

ワンキャリア→過去の選考の情報を見る。通ったES、面接での質問内容等。

オファーボックス→自己紹介を書いて企業側からオファーが来るのを待つ。就職先はここでオファー貰った。

オープンワークス→社員の口コミサイト。リアルな待遇や残業などを見れる。辞めたい人や辞めた人(会社に不満がある人)が書き込みがちなのは留意する必要あり。

LINEのオープンチャット、みん就→既に行われた面接の内容や、就活の悩み相談などなんでも話せる。就活の情報交換はリアルの知り合いとはしにくいので重宝した。1番役に立ったのは通過連絡が来ているかどうかの確認。